まぁでも、さらに謎が増えて気も無きにしもあらず。
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しかし、事の真相をいきなり地の文で説明しちゃうのはどうなんだろう。
誰かがそのことに気付いて推理したとかじゃなく、ただ単に「実はこうだったんですよ」と解説してしまう。
驚きというよりも呆気に取られる感じの方が強かったです。
謎解きの仕方が非常に下手な印象。
よりにもよって、唐突に閻禍伝説当時の時代を捻りもなくそのまま描写するなんて。
月香の口から語るとか(あるいは光屈折させて当時の映像を再現するとか)、ナス子さんの口から語るとか、タイムスリップするとか色々手段はあろうに、一番楽なところを選んだなぁ。
しかも現代編と全然リンクしてないので、コロコロ場面が飛ぶのが気が散って仕方ありませんでした。
確かに閻禍があまりに普通な人間だったことには驚きましたが、っていうか死神一番と同一人物だったとは。
でも閻禍が強いのか弱いのかいまいち分かりません。
朝夜にあっさりやられたり、帝国軍の兵隊から逃げ回ったり。でも冒頭で兵隊が束になっても自分には勝てないみたいなことを言ったり。
『実は強いんだけど実力隠してる』というか『強いんだけど戦う気がない』って設定なんだろうけど、だとしても微妙に違和感が。
・・・もしかして口だけ?
予想できる閻禍伝説の真相は、月香の体組織がなんやかやしてアレなことになって大暴走か、実は全て帝国のでっちあげだったかの二種類かなぁ。
なんか脱力系のオチが待ってそうな予感。
あとがきで日日日さんは『家族の部分を強調』って言ってるけど、相変わらずそういう描写はすっとばし。
私としてはもうちょっと狂乱家族の日常を描写してほしいんだけどなぁ。
もちろん、そこら辺を詳しく書かないのは一さつめからなのでもう諦めてはいるけど。
『転の序』の話だから仕方ないのかも知れないけど、いつもよりスカッとする分が少なくて、正直微妙な出来でした。
普通に過去編いらないよなぁ。
今のところ、純粋に性格に問題(人に害を与えるという意味で)がある人間として描写されてるのが不解宮ミリオンだけで、その彼女が本格的に動きだしたということは、やっぱり最後の障害になるのは彼女なのかねぇ。
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