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2009年04月02日

キャシャーン Sins 第24話「巡り咲く花へ」

「駄目だリューズ! 死ぬな!」
「――私も死にたくない」
「――っああああああ!」


ついに最終回を迎えたキャシャーン Sins。
面白い部分もあったけど、やっぱり全体的には不満が残る。

別に結論を出さないままに終わったことが不満なわけじゃない。
「生と死」なんて問題に簡単に答えを出すのは安っぽい。むしろ、前話まではそういうことをしていたせいで話が軽くなっていたわけだし。

ただ無駄にもったいぶった話運びが不満でした。

脚本:小林靖子
絵コンテ・演出:山内重保
演出助手:木村延景、中山奈緒美
作画監督:馬越嘉彦

キャシャーンは最後に『生き延びたいという意志は尊重するし、むしろ肯定するが、永遠の生を手に入れて死を忘れ、生きることを止めてしまったら自分がその死を思い出させるために現れる』という結論を出した。
故にキャシャーンは『死を忘れて自分に襲いかかるロボット』を容赦なく破壊し、『仲間が破壊されるのを見て死を思い出して逃げ出すロボット』は追いかけない。

でも『死の天使』となったキャシャーンはディオとの戦いで折れた角が直っていない。
つまりは『不死の体』を無くしてしまっているように思える。
その状態でルナに刺されてしまっているわけだから、リンゴの元に『帰らなかった』のではなくて『帰れなかった』のだろう。


キャシャーンが『永遠の生』か『滅びによる死』という究極の二択の中で最後に出した結論は好き。
とりあえず納得ができる。


ただ世界観を不必要なまでに語らない姿勢は好きじゃない。
語る場所が無くて語らないのなら構わないけど、語れる場所があってもあえて曖昧にして語らない。
それで一体、誰が得をするのだろうか。
十年以上も前に流行って死屍累々となったやり口を今更やってどうするのだろう。

作品的には出せる要素は全部さっさと出してしまって、その中で登場人物達がどうもがくかという部分に焦点を当てた方が良かったんじゃないかと思う。


あと最後の方はロボットばかりになって、この世界に存在しているはずの人間の存在がすっかり忘れられてしまっているのも残念でした。
いっそロボットしかいない世界にするか、メインキャラの中に一人ぐらいは人間がいるべきだった。


不満はもっとたくさんあるけれど、何か考えさせられる作品だったのは確か。
それが製作者の意図ならば、確かにそれは正常に機能していたのかも知れない。


▽関連サイト▽
CASSHERN Sins
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posted by BoisterousBone at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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