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2009年02月27日

キャシャーン Sins 第19話「心に棲む花を信じて」

「・・俺も・・何度そう思ったか・・!」

今回は妙にキャシャーンが色っぽかった。
そう思ってみてみると、脚本と絵コンテと演出と作画監督が全員女性で、原画にも妙に女性の名前が多いように思える。
原画家20人の内、12人が女性(名前から判断しただけで、本当に女性であるかは不明)。
なんと半数以上!

恐らく、リューズの視点からキャシャーンという存在を描こうとしたのではないだろうか。

脚本:吉田玲子
絵コンテ・演出:中山奈緒美
作画監督:奥田佳子
レイアウト作画監督補佐:濱田邦彦、北尾勝、西位輝実
原画作画監督補佐:白南烈
総作画監督:馬越嘉彦

前回の話で自分自身の気持ちに結論を出したリューズ、それが実際に自分の滅びを前にして、それに恐怖を覚えるという展開。
姉と完全に決別して、キャシャーンと一緒に生きていくことを決意した矢先の出来事。

しかし、今回出てきた白い鎧のカストールと女性型のヘレネの二人のロボットはどっちの象徴なんだろう。
白い鎧って所を見るにキャシャーンとリューズっぽいんだけど、その白い鎧のストールの左目の辺りに傷がある辺り、ディオとレダなのかもしれないと思える。
キャシャーンへの敵対意志しか持たないディオと、永遠の美を求めるレダって意味で。

ストールの方が意志らしき意志を見せないのは、今回の話が女性の物語であって、男性がある意味部外者だからって部分も強いのだろう。


滅びが進んでキャシャーンを守って戦うことができなくなり、キャシャーンに守られて生きていくしかなく、やがてはキャシャーンを見守ることすらできなくなるという未来に、自分が存在する意味があるのかと問うリューズ。
それに対して、『生きる』ということに『意味』や『価値』と言ったものは考える必要がないという答えを返す回でした。
ただ、そこに『死を否定する意志』ではなく『生きる意志』さえあれば良いと、この作品は言う。

そういう意味ではヘレネの結末は、この作品に置けるレダの未来を暗示させているようでもある。


しかし、今回はキャシャーンが妙に人間臭かったなぁ。
リューズが滅びに苦しんでいることに気付いていながら、咲き誇る花を見て無神経に「世界の滅びなんて嘘だったみたいじゃないか」と配慮に欠けることを言ってみたり。
キャシャーンとしては深く考えてないか、『だから大丈夫だよ』と冗談交じりに言ったつもりなんだろうけど、それをリューズは滅びを抱える自分自身も『嘘』として否定されたように感じてしまうという擦れ違い。
それが故にリューズには花畑というもの自体が、自分自身を否定するもの、自分の存在が許されない場所に思えてしまう。

舞い踊る蝶がリューズの『滅び』に寄っていたのを見るに、蝶が動物の死体に群がったりする習性があることを考えると、蝶というのはリューズに近付きつつある死の象徴なのだろう。


淡い希望に縋ってルナの城を目指すキャシャーン達だけど、なんだか次回予告を見る限り、やっぱりその希望は打ち砕かれそうな感じです。

この流れだとリューズが滅びを迎えるのは確実かなぁ・・・
劇中では死なないとしても、『滅びが消えてめでたしめでたし』とはなりそうもない。


▽関連サイト▽
CASSHERN Sins
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