何がどうなって主人公の郷田亮二があれやこれやの行動をしているのかがまったく分からない。
分からないままに新しい人物や怪しい出来事が起こりまくってグイグイと物語に引き込まれてしまいました。
でも『とりあえず海外ロケをしておけばスペシャル感を演出できる』って感覚はどうかと思うなぁ。
脚本:水橋文美江
演出:三宅喜重
パリでのシーンが長過ぎて、面白い物語の中で唯一中弛みした部分だった。
夕日を見ながらロマンチックに見詰め合われても、郷田の行動の意味がまったく分からないので、単に退屈なだけ。
最後の方で黒木舜がこれまでの郷田の経歴を整理してくれたので分かりやすくなったけど、そうじゃなければ医者かと思ったら次のシーンではインターポールだったりと理解が追いつかない。
本当に説明しないことでうまいこと視聴者を引きずり回してくれる。
それにしても、本当に謎だらけ。
最後に生きていた葛城佐智絵ってのも謎だし、誰が葛城佐智絵を殺したのかってのも謎だし、郷田亮二が本当に葛城佐智絵を殺したのかっていうのも謎だし、郷田亮二の行動も謎だし。
黒木舜に電話がかかった直後に郷田が見るからに怪しい行動をしてるとかご都合過ぎる。状況的に彼が『自分が怪しい動きをしているのを発見されるために』電話をかけたと考えるのが普通だけど、じゃあどうして郷田がそんな行動を、それも今になってし出したのかも分からない。
葛城佐智絵が生きていると言っていた彼女の母親も、なんか次回予告では大暴れしているし・・・もう、本当に何が何だか。
出てくる登場人物全てが怪しすぎです。
エンディングに出てくる涙で濡れた作文とか、意味深なファクターも大量に溢れている。
▽関連サイト▽
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