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2009年01月11日

とらドラ9!/竹宮ゆゆこ【なんか納得できない。この物語はきっとまだ終わりじゃない】

私の予想ははずれていなかった。やはり竹宮ゆゆこは底意地が悪い。

だって! だって!
こんな状態で次巻に続くなんて、なんていう生殺し状態!!
更に次に出るのが十巻じゃなくて、スピンオフっていうか番外編の第二弾ってなんじゃそりゃー!!

読みたいんだよ! こちらら本編のお話の続きが読みたくて読みたくて仕方がねぇんだよ!!

・・・ええ、本当に思いましたよ。『本当に竹宮ゆゆこは底意地が悪い』と。

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まぁ、事情は分からないではないのです。
アニメが放送中の現在、この状態で次巻が出れば、放送中に原作が終了してしまうことになる。
アニメには原作の販促という側面もあるので、このタイミングで作品にピリオドを打ってしまうとせっかくの商売のチャンスが失われてしまうことになる。

それがゆえのスピンオフ発売なのでしょうが、逆にいうとこれは次巻で物語が終わることの何よりの証明でもある・・・っていう風に解釈しないとこのお預け感は納得できねぇ。
この精神状態でスピンオフ――しかも表紙やサブタイトルから判断するに大河達が動き回る軽めの話を読む気にはなれないっ。

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なので、このスピンオフを読むのは気持ちが落ち着くか、十巻を読んでからってことになりそうです。

・・・って風に読んだ直後は思っていたのですが。



一応、気分的には大河と竜児がくっつく方に向かっていて「よかったね!よかったね!」って感じなんだけど、どうにも納得できない部分がある。


あ、とりあえず大河の母親については論外ってことで。娘の交友関係に勝手に口出して「娘のことはもう忘れてちょうだいね」ってバカかとアホかと。
まぁ、娘の将来を考えて目付きの悪い貧乏人と付き合ってるのが気にいらないのかもしれないけど、どっちにしろ竜児や大河側の視点に立っている立場からすると論外。

というか、ここで母親が大河を引き取るって話が出るってことは、あの父親は親権を母親に大河にことわりもなく勝手に譲ったってことか。
今回は竜児の家庭の金銭的問題が正面から描かれていたけど、次回は悠悠自適の一人暮らし生活を送れる状態だった大河が、そこから振り落とされる展開になりそうです。


それにしても気になるのは、竜児が一度も『大河が好きだ』という想いをはっきりと言葉にしていないこと。
胸中で想うのは『大河を救いたい』だとか『大河を傷付けたくない』ということばかり。
どうにも自分が好きな相手が自分を好きなのだと分かった状態にしては、あまりにもローテンション。むしろ、大河の好意を恐れている、あるいは迷惑がっているようにも取れる。
『大河を離さない』というのを『大河を好きだ』という風に取ることもできないでもないのだけど、どうにも・・・こう、違和感がある。

はっきりいって、果たして本当に竜児は大河のことが好きなのだろうか?
なんていうか、この状態で竜児と大河がくっついても手放しで祝福することができるかというと微妙。

はっきりと『好き』だという風に文章にしてないのをクライマックスで使うために取っておいてあるのだと思いたいけど、もしそうではなく『竜児は大河が好きなのではない』から意図的に『好き』という言葉を文章化することを避けているのだとしたら・・・この物語、次巻で終わるなんてことなく、更にもう一転二転するかもしれない。
・・・スピンオフ、普通に読んじゃおうかなぁ。


実乃梨も違和感がある。
結果的には告白して竜児に振られた形だけど・・・
竜児に自分の想いを振られるまで伝えなかったのを『自分の夢を追いかけるため』って言われても全然ピンと来ない。
大河に対して『譲ったんじゃない!』という風に言っていたけど、うーん、どうなの? 傍から見ていて、そうである風にしか見えないんだよなぁ、今までの行動が。少なくとも修学旅行の時点では確実にそうだったわけだし。

修学旅行から竜児と渡り廊下で会話をする間に心境の変化があったのかも知れないけど・・・読んでいる側にはその変化がまったくさっぱり見えてこない。


・・・なんか、こうして感想を文章にしていると全然次巻で終わる気がしないんですけど。

実乃梨の件については自分が振られたことに対する強がりって風にも取れるんだけど、竜児の件はなぁ・・・
なんか竹宮ゆゆこ、このままラブラブ甘々な感じに終わらせるつもりなんざ、これっぽちもないんじゃないだろうかって思えてくる。
というか、感想を書いている内に、この状態の竜児と大河がくっ付いてめでたしめでたしとなっても素直に喜べない自分がいる。

今の竜児の大河に対する気持ちを「絶対に無し!」とまではいわない。なぁなぁの上に完成する関係の先に愛が生まれないとは思わない。
だけど、ここまで彼の物語に付き合ってきた人間としては大河とは『本当に好きだから』結ばれてほしいのだ。


本当に竹宮ゆゆこは底意地が悪い。
いや、ぜひとも竹宮ゆゆこには底意地が悪くあってほしい。


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